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2022.05.25

ニュースリリース

アリババクラウド、日本小売業向けにクラウド電子棚札ソリューションを提供開始

 アリババグループのデータ・インテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは本日、日本の小売業の業務・経営効率を向上させるため、日本市場向けにデジタル値札ソリューションの提供開始を発表しました。

「クラウド電子棚札」(Cloud Electronic Shelf Label、以下CloudESL)と名付けられた導入しやすい本ソリューションは、ワンクリックで小売店全体の何億もの商品の価格をリアルタイムにアップグレードする機能や販売と在庫データに基づいたダイナミックな価格提案機能、効率的な運用・管理のためのクラウド型統合管理プラットフォームなどを備えています。

 電子棚札は従来紙製値札と比較して、デジタル化されていることから値札の印刷・カット作業や運送作業、また、手作業による値札の切り替えが不要なため作業効率を向上させ、人件費と作業ミスを抑えることが可能です。

IoT値札.jpg

CloudESLソリューションによるリアルタイムの価格反映の実現

 アリババクラウドは、ウェルコムデザイン、SUNMIiFLYソリューションズジャパンと提携し、日本におけるCloudESLソリューションの提供を開始しました。利用企業様は、APISDKを利用してCloudESLを既存のERPシステムに接続するだけで、費用対効果の高い方法で迅速に展開することができます。また、クラウドベースでない電子棚札システムと比べ、店舗ごとに個別に価格管理をするコントローラー(ローカル端末)の設置が必要ないため、経済的かつ効率的な運営を実現します。

 アリババクラウドジャパンのカントリー・マネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。

 「世界最大のオンラインショッピングの祭典を長年支えてきたアリババグループの技術バックボーンとして、アリババクラウドは小売業界における豊富な経験と実績ある技術の両方を備えています。日本の現地パートナーとともに、市場でイノベーションと新たな成長機会を求める小売業のお客様に大きな付加価値を提供できると確信しています。アリババクラウドは、日本のお客様のデジタル変革をサポートするために、クラス最高の製品とソリューションを日本に導入することを約束します。」

 また、アリババクラウドは、2016年から日本の小売業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。画像検索やクラウドデータベースなど革新的なプロダクトとサービスを提供しており、資生堂やニトリをはじめとする日本の大手小売業に選ばれる信頼できるクラウドサービスプロバイダーとなっています。  

 アリババクラウドは、日本に2つのデータセンターを持ち、小売、Eコマース、ゲーム、製造、金融、物流、観光など様々な分野のお客様にサービスを提供しています。アリババクラウドは2021年、売上高で世界第3位、アジア太平洋地域最大のIaaSプロバイダーに4年連続でランクインしています。

 CloudESLソリューションの詳細については、下記ウェブサイトをご覧ください。
 https://www.alibabacloud.com/ja/product/cloudesl

参考URL

アリババクラウドについて
2009年に設立されたアリババクラウドは (www.alibabacloud.com)、アリババグループのデータ・インテリジェンスの中枢です。ガートナーによると、アリババクラウドは世界のIaaSプロバイダーの上位3社に入ります。また、IDCによると、アリババクラウドは中国におけるパブリック・クラウドサービスの最大手プロバイダーでもあり、同社のマーケットプレイスを利用する事業者、スタートアップ、企業、公共サービスを含む、世界中の組織に包括的なクラウド・コンピューティング・サービスを提供しています。アリババクラウドは、国際オリンピック委員会(IOC)の公式クラウドサービス・パートナーでもあります。