スペシャルコラム

商談の現場から

海外の会社との決済は日本円でできますか?

71_ext_05_0.jpg

はじめまして。
アリババ株式会社シニア・コンサルタントの的場です。

現在、私はアリババ ワールドパスポート会員企業の皆様に向けて、定期的に貿易基礎と商談ノウハウセミナーを実施しています。

本コラムでは、海外取引経験の少ない方々からセミナーでいただく貿易、商談の疑問を紹介したいと思います。

お気軽にお読みください。

こんな質問がありました。

海外の会社との決済は日本円でできますか?

答えはYes,です。

輸出の決済通貨を日本円にすることは可能です。

まず、貿易決済に使用される通貨を国際通貨と言います。

この国際通貨を流通量の多い順番に並べてみますと

米ドル(USD)
ユーロ(EUR)
日本円(JPY)
英ポンド(GBP)

これらが、一般的にはMajor Currencyと呼ばれており、アメリカリーグのようにメジャーなグループと言えます。

日本円もこのグループですから輸出決済に使用が可能といえます。

しかし、購入する(バイヤー)側は日本円での決済を歓迎しないことが想定されます。

理由としては

①やはりUSDが世界中で一番多く流通しており、どの国でも入手しやすい。
 (国際的流動性が高いと言います。)

②現地通貨から外国通貨に交換するときに手数料が、日本円の方がUSDより高いことがあります。

従って、海外との決済は米ドルで行うのが一般的と理解してください。

執筆者紹介

アリババ株式会社 国際事業部 シニア・コンサルタント
的場道文
日系の某大手メーカーにて30年以上海外事業に携わり、アセアン諸国を中心に、約20ヶ国以上の海外子会社で販売網構築、販売促進および合弁会社の設立、運営の経験を持つ。
現在はアリババ株式会社でシニア・コンサルタントとして、貿易基礎セミナー・商談セミナー等の講師を務めている。

前のコラムHSコードとは何ですか?

次のコラム海外取引の決済方法は?

本コラムは執筆者個人の意見であり、海外市場開拓に関する一般的な情報の提供を目的として掲載しています。また、本コラムは当社およびグループ企業の公式発表や見解を表すものではありません。予めご承知の上ご利用下さい。